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子どもの日は、男の子の日なのですか。

外国人から聞かれて困ることの一つに、子どもの日の説明があります。外国人の目から見たら、鯉のぼりも五月人形もfantastic!。その気持ちはよく分かります。しかし、ふと我に返られた時、子どもの日と言いつつ、男の子の日ですよねとか、確か、3月3日は女の子の日でしたが、お休みではありませんでしたねなどと言われると、言葉に詰まります。そこで、少し調べてみました。調べてみると、どうも男尊女卑的な思考で、端午の節句が子どもの日と呼ばれるようになったわけではなさそうです。

そもそも、端午の節句というものは、奈良時代から平安時代にかけて中国から学んだ季節の区切り方の一つです。全部で5つの節句があり、七夕や重陽の節句などは今でもおなじみかと思います。その区切りの日に、貴族たちは穢れを落としていました。それが、武士の時代になり、端午の節句の折に穢れをはらう植物とされた菖蒲に、武道・武勇を重んじるという意味の尚武をかけたため、端午の節句は男の子の節句と変化していきました。だから、5月5日は、もともとは男の子の日どころか、子どもの日でもなかったわけです。

しかしながら、医学が十分に発展していなかった時代において、穢れを落とすことは、健康に生きるための一つの手段であったはずです。そのため、当時の親も、現代の親と同様に、節句に寄せて、自分の健康よりも大切な子供の健康を願ったはずです。そう考えると、現代の子どもの日の中に、当時の人の思考も確実に息づいていると言えるでしょう。

子どもの日は、男の子の日なのですか。この答えは、はいであり、いいえでもあります。しかし、子ども=男の子ではなく、ただ単に、本来の意味に戻っただけのことなのです。

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